農業版iCDとは

農業人材育成支援のための農業版iCD

iCD(i コンピテンシ ディクショナリ)とは、組織が成長していくために求められるタスク(業務)とスキル(能力)を体系的にまとめたものです。

※iCD協会によるiCDの説明動画

ビジネスに必要なあらゆるスキルはタスクを行うことで向上し、その積み重ねによってビジネス全体の成果が生まれるという考えによって誕生しました。

タスクは「大・中・小」の3つのレベルに分類し、そのレベルごとに評価項目を定めて5段階評価「L0:知識、経験なし」から「L4:他者を指導できる、またはその経験あり」)することによって、各レベルの到達度を診断できるようになっています。

もともとはIT業界の人材育成の場で重用されていたiCDですが、それを農業版として整えたのが農業版iCDです。営農における作業をタスクとして体系化し評価項目で個人の習熟度を診断し、効率的な農業を実践できる人材の育成支援を目指しています。

農業版iCD「TOP FARMERS」

農業版iCDは、今まで勘と経験で行われたり・経営者の能力に依存していた人材育成を、体系化され決められた手順で誰もがどこからでも人材育成が行えるようにしたものです。また習熟度の客観的評価による人事評価の実現を目指し、令和元年度スマート農業加速化実証プロジェクトで体系化しました。

農業版iCDを活用するために生まれたウェブアプリケーション「TOP FARMERS」を使って農業版iCDを登録すると、役割(農場長や現場作業員など)に応じた項目の表示/非表示や出力範囲の制御、入力データからのレポート作成が自動化することができます。

ヒートマップやダッシュボードといった仕様は強みや弱みが直感的にわかるように可視化されているため、手軽に分析や意思決定ができるようになりました。さらに、独自の学習コンテンツ(動画など)を登録し、実際の業務との紐づけができるようにもなっているため、学習と実務の統合が促進されてスキル向上が図れます。

「TOP FARMERS」は、ほかにもアンケート、通知、承認申請などのグループウェア機能により、組織内コミュニケーションと運営がスムーズに行える機能も実装されており、インターネットに接続可能なパソコンやスマートフォンがあればどこからでもアクセスできるため、場所を問わずに利用することができます。