有機栽培、施設園芸、露地栽培の複合経営に「TOP FARMERS」を活用し、人事評価の数値化を目指す

「TOP FARMERS」導入ポイント

農業版iCDとして初めて有機栽培についての体系化を実施。有機栽培、施設園芸、露地栽培の複合経営モデルにおいて、iCDを利用することにより、経営者の能力に頼りがちな営農活動を一般化することができた。今後、人事評価の数値化を実現することにより、企業的農業の推進に役立てられる。

導入概要

会社名株式会社MoWG 様
導入年2022年
ジャンル露地、施設園芸(有機栽培)
地域千葉
生産品目ほうれん草、小松菜、キャベツ等
栽培規模露地2.5ha
ハウス約50a・13棟
従業員数9名(うちパート5名)
導入した業務有機栽培
施設園芸
従業員教育
生産マネジメント
経営者

今まで色々なことが明文化されておらず私の頭にしかなく従業員への説明もその場その場で行っていたため指導のレベル、理解のレベルにばらつきがありましたがiCDを利用することで明文化され従業員もどんなことを理解すればよいか全体を把握できるようになったことが非常に大きいと感じています。
まだ導入段階なので理解できない部分もあると思いますが何度か実施することで農作業、経営の全体像が見えるようになるのではないかと期待しています。将来的にはMBOによる人事評価と結びつけたいと思っています。

入社して早い段階でiCDによる自己評価を行えたことで、会社としてどのようなスキルを従業員に求めているのか、農業に従事する上で何が必要なのか明確かつ具体的に知ることができた。
先に必要な具体的スキルを知っておくことで、指導された際に知識として落とし込みやすく、理解しやすかった。勤続年数が上がり後輩ができたことで、指導する立場になってきている現時点においては、人に教えることができる項目が増えることで成長を実感しやすくモチベーションアップにもつながっている。(入社2年目、29歳)

今年4月に入社し、農業に携わって間もない私にとって、早い段階でiCDによる自己診断を行うことができたことに感謝しています。農作業で必要な業務はもちろん、営業や経営、総務に関する業務について一覧で見ることができ、農業の仕事の中で求められる業務の全体を知ることができました。
自己診断をすることで、日々の仕事を振り返り、自分に足りないことやさらに求められることを知ることが可能となりました。今後も活用させて頂き、会社での立ち位置を明確にして、自分の成長はもちろん、会社や農業界全体の発展に繋げていきたいと思います。(入社1年目、27歳)